私のカムアウトタイムラインその①
先日の記事で書きましたが、この9月末のシルバーウィークに両親にカミングアウトをしてきました。
カミングアウトに関してはしないつもりでいましたが、色々と勉強を進めることで私自身、知識が増えたこと。そして支えてくれる友人が増えたことなどが影響して、よし!両親に言うぞ!!という気持ちにさせてくれました。
もちろん、言わない選択もありました。
LGBTの知識を与えてくれた沢山の著名人や友人が、何人もそう言っているのを聞きましたし。
けれど、両親は『両親』だからこそ、
・私が独り身ではないことで安心させたい。
・これ以上嘘をつき続けたくない。
・大事な人を紹介したい。
そんな気持ちでカミングアウトを決めました。
カミングアウト、その日のツイート。いつか資料になるかな。
2015.9.22 23:53
だめだ。だめだ。やっぱだめだ。
泣きすぎて頭が痛い
この日のおよそ20:30から23:30くらいまでリビングで母と口論となる。
泣き過ぎと軽い過呼吸?で頭痛と吐き気がものすごい夜でした。
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私「私、男の人も好きだけど、女の人も好きなんだよね」
母「なんかお父さんがfacebookでアンタのコメント見て悩んでたよ。『見てはいけないものを見てしまった。これを俺は墓まで持っていくのか…』って。でも私は言ったの。そんな人もいるんだよって」
私「!?」
父「お前がそうしたいならいいよ。反対はしない」
さぁ。これがどうして口論となったのでしょうかwww
始めは二人とも落ち着いていましたが、途中から感情が混じり始める。
結婚式やら子どもの話やらが出てくると、両親は受け止めきれずに爆発した。
母「式も子どもも必要ないでしょう!?できないことを承知の上で同性と一緒になるんだから」
私「違う、式は友人たちに感謝を伝えたいから…」
母「感謝なんて言葉で十分!!」
色々あって22時くらいに私がカッとなり、スマフォの充電器を床にぶん投げコンセントの片方が歪む。そのまま自室にログアウト。しかし数分後にこのままじゃいつもと同じだと考え直してまたリビングへ。
私「あのさ、これって親の育て方が悪いんじゃないからね。理解してほしいわけじゃないけど、知ってほしかったんだ」
母「知って、親戚やご近所さんに嘘をついていかなきゃいけないんだね。これから死ぬまで嘘をついていかなければいけないなら、知らない方がマシだった。話さないで欲しかったよ」
母はこう言ったんですよー。
私が今まで嘘をついてきたことに対する擁護はまったくナシ!
「大変だったね」「辛かったね」って同調もナシ!(まぁ今までそんなことなかったから当たり前になっているけれど)
逆に
私「話さない選択肢が正しかったんだね。そりゃ話して申し訳ないです」
と謝った。
「じゃぁもう一生独身ってことで通しといて」
これが口論の最後の一言でした。
次の日。
両親が仕事だったので、家でごろごろする。
朝からゴロゴロ。昼もゴロゴロ。
最寄りの駅まで歩いて恐らく40分以上かかるので(バスもなし)
仕事の終わる母を待つことしかできず、何もやる気が起きない。
頭は相変わらず痛くてぼーっとするし。
パートナーから「迎え行こうか?」のLINEが何度も入る。
いやいや。今日は休みでしょう?ゆっくりしてなよ。連休だし帰りが混むよー。
と答えるも、「やっぱり行く?」って…どこまで王子様なんだ君は。
というわけでわざわざ静岡まで迎えに来てもらうのでした…。
続く。